Ubuntu Budgie

USB SSDにUbuntu Budgieをインストールします。
USB SSDからUbuntu Budgieを起動します。

Ubuntu Budgie 24.04.1

Long Term Support (LTS) release。
サポート期間は2024/04 ~2027/04。

Ubuntu Budgie 24.04までは、
ブートローダ関連を細工する必要があったが、24.04.1からは不要。(【過去記事】)

USB SSD

GPT

USB SSDのパーティション形式はGPT。

なんで?

Ubuntu Budgieは、Mac風のデスクトップ環境。
いままで、Xubuntuを細工して、Mac風のデスクトップ環境を作成してきた。

Ubuntu Budgieは本家Ubuntuから派生したフレーバーなので、システム的に本家Ubuntuと多く異ならないことを期待して使ってみることにした。

今回使用したSSD。
エレコム SSD 外付け 250GB USB3.2 (Gen1) 小型USBメモリ型 ホワイト ESD-EXS0250GWH

Ubuntu Budgie起動用USB 作成 (Rufus)

16GB程度のUSBメモリーにインストール。
パーティションは必ずGPT形式にしておくこと。

再起動

BIOS設定。
必ず、BootはUEFI。「Legacy+UEFI]はだめ。

Ubuntu Budgie 24.04.1 インストール

sdbにインストールします。

マウントポイントは「/」

自動で「/boot/efi」が作成されます。

ブートローダーをインストールするデバイスを選択 ⇐重要 これ、ミスると一大事

いよいよインストール開始!

インストール中!

終わったよ。
再起動!

お約束

$ sudo apt install build-essential
$ sudo apt install git
$ sudo apt install curl

日本語入力

$ sudo apt install fcitx5-mozc
$ im-config -n fcitx5

再起動

時計がずれる(9時間)

LinuxがWindows11に合わせる形。

$ sudo timedatectl set-local-rtc 1

【過去記事】

旧バージョン(22.04)では、一筋縄に行かなかった。
その時のメモ。

アップグレードをすると、システム全体が立ち上がらなくなります。

【現象】キーボード、マウスが機能しなくなる。
【原因】アップグレードをすると、ブートローダも更新されます。
    整合性が取れなくなり、起動できなくなります。
【対応】全て再インストール。(*注)
    ブートローダの整合性を確保します。

【*注】
①BIOS初期化
BIOSの設定は、ボタン電池で電源供給して保持されている。
マニュアルを探し出しきて、ハード的にリセットする。
設定がチャラになるので、再設定。
再起動して、起動出来たらラッキー。

起動しなかったら…
システム側のOS再インストール。
あ~あ、やらかしましたね。
OS再インストール。アプリ再インストール。

③Ubuntu Budgieを再インストール。
USBにインストールされているUbuntu Budgieを、
もう一回、最初から再インストール。

Ubuntu Budgie インストール

「Ubuntu Budgieをインストール」をクリック。

必ず、「それ以外」でインストール。

必ず、どのドライブがインストールするSSDなのか、よく確認すること。
ミスると本当立ち上がらなくなる。

ここでは、/dev/sddがSSDとして話を進める。

パーティション構造
/dev/sdd1 efi 500MB
/dev/sdd2 ext4

ブートローダ指定
/dev/sdd

再起動

Ubuntu Budgie起動用USBを抜いて再起動。

たぶん立ち上がらないと思う…

UEFI ubuntuを起動。
でも、grubプロンプトが出て起動しないと思う。
これ、ブートローダーのインストールが失敗している。

ということで、気を取り直して、手動でブートローダをインストールします。

ブートローダー インストール

再度、Ubuntu Budgie起動用USBから起動。USB SSDは刺したまま。
safe graphicsモードで起動する。
ノーマルモードだと、画面が真っ黄色になる。

「Ubuntu Budgieを試す」をクリック。

$ sudo -s                                   # rootユーザーのシェルに切替える (prompt表示 "$"⇒"#")
# mkdir /chroot
# mount /dev/sdd2 /chroot                      # 現行のシステムをマウントする
# mount --bind /dev /chroot/dev             # 必要なサブツリーを /chroot配下にマウントする
# mount --bind /dev/pts /chroot/dev/pts
# mount --bind /proc /chroot/proc
# mount --bind /sys /chroot/sys 
# mount --bind /run /chroot/run
# chroot /chroot                            # root を chrootフォルダに変更する

# mount /dev/sdd1 /boot/efi                    # 新規作成した新EFIパーティション(sdd1)をマウント

# grub-install --efi-directory=/boot/efi    # 空のEFIパーティションにgrubをインストール
# update-grub

# blkid /dev/sdd1                           # 新ESP(sdd1)のUUIDを確認
----------------------------------------------------------------
/dev/sdd1: LABEL="EFI-SYSYTEM" UUID="6AFA-6C80" TYPE="vfat" ・・・
                               ^^^^^^^^^^^^^^^ (新)

# nano /etc/fstab                     # nanoエディタで fstabを編集して 下記のようにUUIDを書き換える
----------------------------------------------------------------
# /boot/efi was on /dev/sdb2 → /dev/sdd2 during installation
# UUID=A89D-8AE1    /boot/efi  vfat   umask=0077   0   1    (旧)
UUID=6AFA-6C80      /boot/efi  vfat   umask=0077   0   1    (新)

# exit                                      # chrootを終了する
# exit                                      # 2度目の exit は "sudo -s"の終了

再起動!

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