トリガー条項

与党税制改正大綱案にあったトリガー条項を巡る記述は、大綱から削除されました。

うん、予想通りですね。

これで、与党が、来年の通常国会でトリガー条項を取り上げることは、望み薄ですね。
野党が取り上げることがあっても、与党は知らぬ存ぜずになる恐れ大です。

トリガー条項でこれですから、消費税減税なんて夢のまた夢。

確信犯

裏金の件もそうだけど、こんなの確信犯。

ザイム真理教には、増税はあっても、減税はありません。

のっけから、減税を検討する気なんて全くなし。
「トリガー条項解除の検討に応じてくれたら、補正予算賛成してもいい」、と奇特な野党が現れたもんで、じゃ、検討してやる、でも、検討だけね。おまけに政治生命かけてくれるんだって。うん、これで、面倒くさい野党、ひとつ消滅。ラッキー、てか?

裏金の件も、ヘソクリぐらいとしか思っていないでしょう。
脱税が立件できれば、ちょっと雰囲気かわるだろうけど…

所得税減税もちょっとカッコつけたかっただけ。だって、1回ぽっきりだよ。給付となにが違うの。現行の徴税システムにむりやり組み込むもんで、面倒くさくなるだけ。公務員いびりやって、快感かんじちゃおキャンペーン。

せっかく財務省とタッグ組んで、増税しまくろうと思っているのになに、やってくれちゃってんの。減税? そんな単語、われわれの経典にありません。もう、ポアでいいっか?

内閣不信任案賛成

大綱からトリガー条項を巡る記述が削除された表向きの理由は「内閣不信任案賛成」だそうです。

なるほどね。トリガー条項云々が議論されているわけではない。与党の一員として(野党だから一員じゃないけど)、政策立案できるのかが、論点なんです。内閣不信任案に賛成するような政党は仲間じゃない。だから、協議しない、という話です。

しかし、うまい口実を考えましたね。のっけから、トリガー条項解除なんて念頭にないんだから、正直にそう言えよ。

政権交代

野党に政権は任せられない。やっぱ、自民党でしょう。ネット上ではこんなコメントが溢れています。

でも、こういう問題は政権交代しないと、二進にっち三進さっちもいきません。だって、確信犯だから。ザイム真理教に減税はありません!

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