USB SSDからXubuntuを起動します。
なんで
いままで、仮想環境VMware Workstation Player上でXubuntuを動かしていた。
当ったり前だけど、リソース喰う。CPUを占有する。メモリー喰う。
なので、USB SSDにXubuntuをインストールして、手持ちのハードウェア環境をフルに使おう、と言うお話。
でも、一筋縄に行かなかった。
忘れないうちにメモ。
USB SSD
今回使用したSSD
エレコム SSD 外付け 250GB USB3.2 (Gen1) 小型USBメモリ型 ホワイト ESD-EXS0250GWH
GPT
USB SSDのパーティション形式はGPTとします。
インストール
Xubuntu起動用USB 作成 (Rufus)
16GB程度のUSBメモリーにインストール。
パーティションは必ずGPT形式にしておくこと。
再起動
BIOS設定。
必ず、BootはUEFI。「Legacy+UEFI]はだめ。
Xubuntu インストール
必ず、「それ以外」でインストール。
必ず、どのドライブがインストールするSSDなのか、よく確認すること。
ミスると本当立ち上がらなくなる。
ここでは、/dev/sddがSSDとして話を進める。
①パーティション構造
/dev/sdd1 efi 500MB
/dev/sdd2 ext4
②ブートローダ指定
/dev/sdd
再起動
Xubuntu起動用USBを抜いて再起動。
たぶん立ち上がらないと思う…
たぶん、UEFI ubuntuが見つからないと思う。
これ、ブートローダーのインストールが失敗している。
ということで、気を取り直して、手動でブートローダをインストールします。
ブートローダー インストール
再度、Xubuntu起動用USBから起動。USB SSDは刺したまま。
$ sudo -s # rootユーザーのシェルに切替える (prompt表示 "$"⇒"#")
# mkdir /chroot
# mount /dev/sdd2 /chroot # 現行のシステムをマウントする
# mount --bind /dev /chroot/dev # 必要なサブツリーを /chroot配下にマウントする
# mount --bind /dev/pts /chroot/dev/pts
# mount --bind /proc /chroot/proc
# mount --bind /sys /chroot/sys
# mount --bind /run /chroot/run
# chroot /chroot # root を chrootフォルダに変更する
# mount /dev/sdd1 /boot/efi # 新規作成した新EFIパーティション(sdd1)をマウント
# grub-install --efi-directory=/boot/efi # 空のEFIパーティションにgrubをインストール
# update-grub
# blkid /dev/sdd1 # 新ESP(sdd1)のUUIDを確認
----------------------------------------------------------------
/dev/sdd1: LABEL="EFI-SYSYTEM" UUID="6AFA-6C80" TYPE="vfat" ・・・
^^^^^^^^^^^^^^^ (新)
# nano /etc/fstab # nanoエディタで fstabを編集して 下記のようにUUIDを書き換える
----------------------------------------------------------------
# /boot/efi was on /dev/sdb2 → /dev/sdd2 during installation
# UUID=A89D-8AE1 /boot/efi vfat umask=0077 0 1 (旧)
UUID=6AFA-6C80 /boot/efi vfat umask=0077 0 1 (新)
# exit # chrootを終了する
# exit # 2度目の exit は "sudo -s"の終了
再起動
たぶん、UEFI ubuntuが見つかると思う。
再起動!!
時計がずれる(9時間)
LinuxがWindows11に合わせる形。
$ sudo timedatectl set-local-rtc 1